

海外植毛の窓口 代表(日本毛髪科学協会認定 毛髪診断士)
『マレーシア植毛がわかる本』著者(『国際毛髪外科学会』医師共著)。マレーシア・クアラルンプール在住。名古屋の大学を卒業後、トヨタ系商社に勤務。その後マレーシアで転職し、濃い青ひげに悩んだ過去を美容医療のヒゲ脱毛で克服。自身の経験を通じ、薄毛に悩む先輩経営者を助けたいという想いから「手の届く価格でコンプレックスを解消し、自分らしく生きる人を増やしたい!」と決意。マレーシアで植毛事業を立ち上げ、多くの人に新たな自信を届ける活動を展開中。
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この投稿では「薄毛改善が期待される食べ物3選」というテーマでお話しします。
普段は植毛をご希望される方や、薄毛で悩まれている方のサポートをしている傍ら、私自身も毛髪診断士として毛髪に関するアドバイスやサポートを行っています。

AGA,FAGAとは
まず前提として、薄毛になってしまう病気の一つに男性型脱毛AGAや、女性型脱毛FAGAがあります。
AGA(男性型脱毛)
•概要:
男性ホルモンの影響を受けて起こる脱毛症で、成人男性に多く見られます。主に頭頂部や生え際が徐々に薄くなっていきます。
•原因:
テストステロン(男性ホルモン)が、5αリダクターゼという酵素によってジヒドロテストステロン(DHT)に変換され、毛根に影響を与えることで髪が細く短くなり、最終的に脱毛につながります。
•特徴:
•生え際が後退(M字型)
•頭頂部の薄毛
•徐々に進行する
FAGA(女性型脱毛)
•概要:
女性特有の進行性の脱毛症で、AGAと異なり、頭頂部全体が薄くなる傾向がありますが、生え際は比較的保たれます。
•原因:
ホルモンバランスの乱れ、加齢、ストレス、遺伝などが主な要因です。男性ホルモンの影響も関与しますが、女性ホルモン(エストロゲン)の低下も重要な要素です。
•特徴:
•頭頂部が薄くなる(全体的なボリューム減少)
•生え際は保たれる
•髪の毛が細くなる
※AGA(男性型脱毛症)やFAGA(女性型脱毛症)**において、遺伝は重要な要因の一つですが、「遺伝が全て」ではありません。遺伝だけでなく、ホルモン、生活習慣、環境要因も影響を及ぼします。
遺伝以外の要因
1.ホルモン:
•AGAでは、男性ホルモン(テストステロン)がDHTに変換されることで、毛根が弱り、髪が薄くなります。
•FAGAでは、女性ホルモン(エストロゲン)の低下や、男性ホルモンの影響が関与します。
2.加齢:
•年齢を重ねることでホルモンバランスが変化し、薄毛が進行するケースがあります。
3.ストレス:
•ストレスはホルモンバランスを乱し、脱毛を促進することがあります。
4.生活習慣:
•食生活の乱れ、不規則な睡眠、喫煙、飲酒などは、髪の健康に悪影響を及ぼします。
5.頭皮環境:
•頭皮の汚れや血流の悪化が、薄毛の進行を早めることがあります。
栄養不足が薄毛になる原因?!
実は髪の毛の約85%はケラチンと呼ばれるタンパク質でできており、タンパク質の不足によって髪が抜けてしまうという医学的見解や論文もあります。
偏った食事が薄毛を招くという報告もあるため、バランスの良い食事を心がけることが大切です。
髪の毛を元気に保ち、薄毛改善が期待される食べ物を順番に見ていきます。
①卵
1つ目は「卵」です。
卵は「完全栄養食」と呼ばれるほど栄養価が高く、タンパク質・ビタミン類・亜鉛など、髪の毛に必要な栄養素の大半が含まれています。
さらに、白髪予防にも効果があるとされるビタミンH(ビオチン)を含んでいるため、薄毛対策と白髪対策を同時に行える理想的な食べ物だといえます。
「生卵とゆで卵、どちらが良いのか?」という疑問もあるかと思いますが、ビオチンは加熱により吸収率が高まるとされているため、ゆで卵の方が良いといわれています。1日2〜3個のゆで卵を目安に召し上がってみてください。
②ナッツ
次に2つ目は「ナッツ」です。
ナッツにはビタミン類や必須脂肪酸など、体に欠かせない栄養素が豊富に含まれています。
特にアーモンドは優れた栄養源とされ、髪と頭皮の健康をサポートするビタミンEが多く含まれています。
また、亜鉛は髪の成長に必要なミネラルで、不足すると脱毛のリスクが高まるため、ナッツを取り入れることで亜鉛を補えます。さらに、くるみのような一部のナッツに含まれるオメガ3脂肪酸には頭皮の炎症を抑える作用があるとされます。
まとめると、アーモンドはビタミンEとマグネシウム、くるみはオメガ3脂肪酸、カシューナッツは亜鉛の補給源として最適です。ぜひスーパーやコンビニで購入してみてください。
③緑黄色野菜
そして3つ目は「緑黄色野菜」です。
具体的にはほうれん草、ニンジン、かぼちゃなどの色の濃い野菜が代表例として挙げられます。
緑黄色野菜にはビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、鉄分などが豊富に含まれており、頭皮や髪の健康をサポートし、毛根に必要な栄養を供給してくれます。
たとえば、ビタミンAは頭皮の乾燥を防ぐために重要な役割を果たし、ほうれん草やニンジンに多く含まれます。
また、ビタミンCはコラーゲンの生成を促進して髪の強度や弾力を高めるほか、鉄分の吸収をサポートし、間接的に髪の成長を助けてくれます。
代表例としてはピーマンやブロッコリーなどが挙げられます。
以上が、薄毛改善が期待される食べ物3選です。
まとめ
ただし、食べ物自体で“発毛”を起こせるわけではない点はご理解ください。
医薬品ではないため、劇的に髪の量を増やすことは難しく、あくまで薄毛や抜け毛を予防するという認識でいてください。
栄養素は育毛をサポートする効果がある一方、「発毛」に関しては効果が期待できないという論文もあります。
しかし、髪の毛はタンパク質でできているため、健康的で偏りのない食事によって薄毛が改善されるケースは報告されています。
ぜひ今日からご紹介した食べ物を取り入れてみてください。
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